2025年1月22日例会では、保護士の高杉知明さんにより
「法を犯してしまった障害者の支援を通じて見えたこと」
という内容でお話頂きました。
刑務所に入所している受刑者のうち、知的障がいがある人(知能指数69以下)は2割を超え、また、令和元年の入所受刑者のうち高齢者(65歳以上)は12.9%と報告されています(令和2年版犯罪白書)。精神障がいなど、他の障がいも含めると実際にはもっと多くの障がいがあり支援を必要とする人がいるものと考えられます。よって”刑務所の福祉化”ともいうべき現象が起きています。
知的障害のある受刑者は、出所後の受け入れ先がない、少ない人が多いとされており、これもまた再販率の高さに結びついていると言われています。出所後の(高杉さんの施設では出所前から接点を持たれています!)手厚く・忍耐強く自立を支線するケアの現場のお話を伺うことができ、そのご尽力に大変感銘を受けました。このような活動をしている人たちがいることをぜひ知ってほしい、と話されておりました。この記事をご覧になる機会がある方、ぜひ今日や明日は誰かに、このお話をシェア
していただけたらと思います!


コメント